3月 31 2019

骨身を削って漫画を描いているようでは向いていないのかな・・・

時々迷う。自信をすっかり失ってしまう。お話を作るのには本当は一ヶ月かかる。今は半月でなんとかやっている。絵を描くにも時間がかかる。どんなコマでも全身描くようにしている。デッサンがうまく取れないからだ。手足が見切れる時は枠の外まで描かないと必ず絵が崩れる。漫画に向き合おうと誓ってからは、読む人に私の作品をを初めて知ってもらうような気持ちで描いている。漫画もイラストも。胡座をかかないよう、寄りかからないよう常に釘を刺している。今はちょっとだけ辛い。ちょっとだけ。昨日は対談があって夜に急いで戻って描きかけのカラーの絵を仕上げた。線画が下手でいつも何日もかかってしまう。描いたり消したりを何度も繰り返して気が遠くなる。朝見直して提出して晩御飯の用意をして、昼はシナリオを書きに出る。夜はまたイラストを描く。2時かそこらまで。寝る時は布団の中で目を閉じて漫画のために映像を作る。すぐ寝てしまうから1時間もやれないけど大事な時間だ。明日は8時くらいには家を出てシナリオの続きを作りたい。

今日あったいいことは雨が降ってたことかな。春らしい暖かさで時々強く降ったり止んだり、とにかく一日中降ってたようだ。歩く人の春物のコートが濡れているのも、急に強く降られた人が逃げて雨宿りするのも、雨が日没時間の夕闇を煙らせるのも、信号機の点滅が夜の濡れた路面に映るのも、何もかも好きだった。空気が湿気を含んで、まるで誰かにずっと寄り添ってもらっているように感じる。字を書くのはここまで。絵を描く。一本でも多く線を引く。私は弱いから、すぐに怠けちゃうから。


1月 1 2018

冬コミのお礼とチョコレート・サンダー・フロム・ダウン・アンダー

冬コミにはお寒い中はるばるスペースを訪ねて下さいましてありがとうございました。十分な量の本をご用意できず、お買い上げ頂けなかった方々には心よりお詫び申し上げます。せっかく遠いところをきてくださったのに申し訳ありませんでした。差し入れや、温かい励ましの言葉がとても嬉しく感じました。人と触れ合うのが好きで、握手を求められると嬉しくてたまりません。申し訳なさそうにおっしゃるけど、私は大喜びです。私の手は指が長くてとても大きいので、次にいらっしゃる時はどうか手を握って帰って下さい。

1月14日のコミックシティについてのお知らせです。
在庫はどれも僅少です。冬の新刊のイラスト集と漫画冊子は足りるくらいはあると思います。ですが夏に出したイラスト集は数十冊です。それ以外の洋楽同人誌などはほぼ在庫がありません。Red Velvetというフルカラー漫画冊子は在庫がもうありません。 pixivがやってるboothで現在4冊だけ残っていますがそれで全部です。
通販は送料も安く、購入者からマージン取らないのでboothで行うつもりです。ただ入庫におおよそ1ヶ月かかるようです。すぐに販売できず本当に申し訳ありません。また通販分もあまりたくさんの数はご用意できないと思います。

12月28日に東京に着いた時はまだ原稿が出来上がってなくて、アウトバックでデザートをつけた食事をしたらすぐにホテルに帰って続きを描いた。新刊はすでに1冊つくってあるから別にもういいよね、って思うんだけど、どうしても漫画を読んでもらいたい。夏も同じことを思った。どんなに短くてくだらなくてもいいから、漫画を読んでもらいたくて仕方なかった。私は私の描く漫画が好きで、それは当たり前で、そりゃだって自分が読みたいように描いているんだから当然なんだけど。本当に潔く、デビューしてから誰にも迎合せずに描いてきた。偉そうな気持ちでそう思うんじゃなくて、迎合したところで受け入れてくれる人の数がそれほど増えないのを知ったからだ。だったら自分の好きなものを好きと思ってくれる人を喜ばせたいなと思った、たくさんじゃなくていいから。アウトバックでピンクレモネードを飲みながら、お腹がいっぱいなのにデザートを頼んだ。チョコレート・サンダー・フロム・ダウン・アンダーって名前のやつ。飲み放題のドリンクをホットコーヒーに変えてもらって。あったかいブラウニーの上にビリヤードの球くらいの大きさのバニラアイスクリームが乗っかってて、その上に同じ大きさのホイップクリームのボールが乗っかってる。上からチョコレートソースがかかってて、それらが溶けて混じり合ってる様を、イラストでも描くことはできるけど、その時の気持ちは漫画でないと表せない。つまらない漫画だって云うひともいる。わかってる。でも誰かの心に刺さることも知ってる。私はそれでいい。とても幸せだ。