個展や冬コミのお礼など

とても忙しかったのでたくさんのお礼を云わなければならなかったのに、年が明けてしまってからになってしまい申し訳ありませんでした。単行本を買ってくださったこと、個展に来てくださったこと(何度も来てくださった方がいたこと!)、ミニ講義に来てくださったこと、12月28日のこと、冬のコミケのこと、全てに感謝しています。本当にありがとうございました。思い返すとどの日も寒く、どの方もとてもお忙しいだろうにお時間を作ってくださって、私ほどの幸せものはいないだろうと強く思いました。たくさんのお菓子やお花やお手紙もありがとうございました。会って話しをして、握手をして、涙ぐんでくださった方々、本当にありがとうございました。私が誰かの何かになれたことがとても嬉しかったです。それからずっと長い間、ちゃんと描いてなくてごめんなさい。描けるのに描かないことの罪深さを思い知りました。いくら詫びても反省してもそれは後ろ向きなことなので、私の描く何かを好きだと思ってくれる誰かのことを思い描きながら、人を喜ばせて生きようと思いました。具体的な仕事や、作ったものがお知らせできる日を心待ちにしています。まだ云えないけど、近い将来に何かお知らせできるはずです。

12月のある晴れた日に、大学の最寄駅までの道のりを歩きながら、私は神様から何をもらったんだろうと考えた。人は必ず何か一つは良いところを授かって生まれてきているはずと信じているんだけど、じゃあ私は何をもらったんだろう、と。T字の交差点の手前のフェンスのあるあたりで、そうだ、それはきっと孤独とうまく付き合えることだと思い至った。さみしい時と悲しい時と怒りに満ちている時は飽きるまで日記を書き、それでも足りない時は自分を二つにわけて、頭の中で延々と話し続けた。空想を巡らし、頭の中で行ったことのないところへ行き、歩いたことのない道を何度も行ったり来たりして、ここじゃないどこかで長い時間を過ごした。そこはいつも行きたい場所で思い描くだけでいつでもそこに戻れるから、現実は思うよりは辛くなかった。空想に逃げ込めない時は辛かったけど。よく人も観察した。さみしい人のことはよく分かる。他人のちょっとした仕草が心に引っかかり、そんな事柄をかき集めては漫画や絵に描いた。寂しさはいつも隣にいる。でも怖くない。ずっと一緒だったから。付き合う方法を知っている、たぶん。私に何か一つあるとしたら、たぶんそれだけ。裏切りのサーカスでプリドーがローチ少年に、観察眼は孤独な者の資質と云ったことが本当だとしたら、私もスパイになれるかもしれない。

次のイベントは1月8日日曜日、インテックス大阪Comic CityのArteVarieです。その次は、5月のコミティアを予定しています。インテで頒布後、残ったものは通販委託を検討中です。

1月8日 インテックス大阪 ArteVarie 3号館 E15



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