夏コミの予定となくなった100枚超えの画像データ

iPadとProcreateを使って絵を描き始めてもう2年になる。昨年の夏前からは特によく描いていて1日か2日に1枚ずつはできていた。でもそれが6月の頭に全て無くなってしまった。iPad proを初期化したときにあるべきはずのバックアップデータがなかったからだ。200枚以上は描いていたと思うけど、数えてなかったから覚えていない。なぜバックアップがなかったかについてはアップルのスペシャリストと話したけど、結局ないものはないという話だった。愕然としたしちょっと泣いたけど、そんなことをしていてもどうにもならないので、また1から絵を描き始めた。あれから15枚くらい描いた。幸運だったことになくしたデータの一部も見つけた。十数枚か二十枚かってところだけど。なくなったデータのもっとも古いものをTwitter上の画像で見てみると、自分が考えていた程は上手じゃなかったことに気づいた。塗りも荒いし今ならもっと上手く描けると思う。そのことが悲しい気持ちを半減させた。次に描こうと思う絵のことを考えて前を向いていると、さらに後悔は小さくなる。・・・というような事情があって、夏コミの本は画像が小さくなったりちょっと少なくなったりするかもしれないけど、イラスト集を作って持っていく。冬に売り切ってしまったBL本も手を入れ直して持っていく。それ以外は急にコピー誌がでるかもしれない。今決まっているのはそのくらい。

幼稚園の頃から中学2年生まで家族で屋根裏部屋に住んでいて、天井は斜めに傾斜し、床は板張りだった。太い梁が背の高さより低いところにあってなんどもなんども頭をぶつけて嫌いな部屋だった。。空気孔程度の40センチ四方くらいの小さな窓があって、唯一そこから見える景色が大好きだった。好奇心の強い子供だったから、窓から見える気になる場所にはどこにでも行ってみた。アドバルーンのあるところ、大きな木のあるところ、赤い屋根のあるところ。その中でも一番遠くにあってどうやっても行けそうにない場所があった。とても背の高い建物でとても遠くにあり、夕方になると空気に溶け込んだような水色になり、夕日のあたる場所だけが光の色に輝いていた。天気のいい日も悪い日もその建物群を眺めていた。雨の日の光らない建物も好きだった。大好きだったし、誰かに聞いたらそこがどこか教えてもらえたかもしれないけど、ずっと秘密にして黙っていた。もしかするとそこがどこか知りたくなかったのかなとも思う。子供だったけど、遠くにある建物が近づくにつれ見え方が変わることを知っていた。それは寂しいことだ。夢に見たものがこのアパートや学校の校舎のように感じられるのが嫌だったのかもしれない。夕方の景色と、工場のラジオから流れる悲しいメロディの歌謡曲が好きだった。物悲しさに首まで浸かったマセた子供だった。


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