骨身を削って漫画を描いているようでは向いていないのかな・・・

時々迷う。自信をすっかり失ってしまう。お話を作るのには本当は一ヶ月かかる。今は半月でなんとかやっている。絵を描くにも時間がかかる。どんなコマでも全身描くようにしている。デッサンがうまく取れないからだ。手足が見切れる時は枠の外まで描かないと必ず絵が崩れる。漫画に向き合おうと誓ってからは、読む人に私の作品をを初めて知ってもらうような気持ちで描いている。漫画もイラストも。胡座をかかないよう、寄りかからないよう常に釘を刺している。今はちょっとだけ辛い。ちょっとだけ。昨日は対談があって夜に急いで戻って描きかけのカラーの絵を仕上げた。線画が下手でいつも何日もかかってしまう。描いたり消したりを何度も繰り返して気が遠くなる。朝見直して提出して晩御飯の用意をして、昼はシナリオを書きに出る。夜はまたイラストを描く。2時かそこらまで。寝る時は布団の中で目を閉じて漫画のために映像を作る。すぐ寝てしまうから1時間もやれないけど大事な時間だ。明日は8時くらいには家を出てシナリオの続きを作りたい。

今日あったいいことは雨が降ってたことかな。春らしい暖かさで時々強く降ったり止んだり、とにかく一日中降ってたようだ。歩く人の春物のコートが濡れているのも、急に強く降られた人が逃げて雨宿りするのも、雨が日没時間の夕闇を煙らせるのも、信号機の点滅が夜の濡れた路面に映るのも、何もかも好きだった。空気が湿気を含んで、まるで誰かにずっと寄り添ってもらっているように感じる。字を書くのはここまで。絵を描く。一本でも多く線を引く。私は弱いから、すぐに怠けちゃうから。


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