お礼が遅くなってしまいました。東京、大阪、名古屋でのレッド・ベルベット展にたくさんの方に来ていただきました。たくさん描いてたくさんみていただいたので本望です。お花やお手紙、差し入れもたくさんいただきました。生きていて良かったと心から思いました。すごく忙しかったけど幸せでした。今も幸せです。本当にありがとうございました。また絵が100枚たまったら個展をさせていただいていいですか?とギャラリーの方に話しました。快諾していただきました。100枚描きますのでまた展示を見に来てください。全て新作だといいですが、前回出せなかったものでうっかり入れ忘れたものもたくさんあるので、それも見ていただきたいです。
バタバタと絵や漫画の仕事が入って最近はとても忙しい。今までも結構忙しかったけど、大学が休み中なのに本当に忙しい。いいことだと思うし頑張らないととも思う。ありがたいよなって自分自身によく話しかけてる。もちろん漫画も描いている。毎月描いている。3年半ほど前に、また漫画が描きたいなって思ってから夢が叶って漫画を描かせてもらってる。そりゃ幸せに決まってる。身を削るようにして毎月、いいお話を作ろうと努力している。計算して、前に戻って伏線を張り直して、表に出ない話も考えて、削って削って削って、ってしたのにうまくいかないこともある。どこにでもある話や無責任な話ならすぐに作れるのに。誰かと話しながらでも作れるのに。ちゃんとしたものは難しい。本当に難しい。それでも漫画を描くのが大好きだし、描いてるだけで幸せだ。うまくいかないことも多いけど、思い通りに話が書けることもまれにある。キャラクターをリアルに作れば作るほど、空想の友達みたいに、まるでそこにいるように思える。私と作品の間は良好。商業的な成功とは無縁でそれが苦しみと葛藤を生んでるけど、それもしょうがない。描き続けていれば新しい道はいずれ開けると信じているし、それは間違ってない。たぶん、きっと、怖くない。どの作家さんもきっと同じ気持ちだろうけど、私も、手紙をもらうと勇気が湧いてくる。今は往復葉書の返信を書きながら、書いてもらった文章を読みながらいちいち泣けてしまう。漫画を描き続けるためにはなんでもしなくちゃって、何度も立てた誓いをまた立てる。そしてもっと描く。まだ描けるはずだし、まだ十分じゃない気がする。いつも日記に同じことを書いてる気がする。成長してないんだなあ。