Twitterでもちょっと書いたけど(twitterにはちょっとの文字しか書けないけど)アンケートやお手紙を編集部から送っていただいて、読んでは、励みにしながら次の漫画を描いている。便箋は今はどこでも買えるけど、それに文章を書き連ねる労力は計り知れない。更に切手を貼って投函する。申し訳なくてたまらない。本当にありがたい。Twitterやinstagramでもレスを頂く。極力返信するようにしている。おはようって云われたらおはようって返さなくちゃ。知らない人に手紙を書いたり、レスを送ったりするなんて勇気の要ることだと思う。通販の時にメッセージを書いてくれる方もいる。重くならない程度の返信を心がけている。
遠い昔の話になるけど、私はよく学校でいじめられていた。いじめられていたというより、人との接し方が下手でわがままだったんだと思う。面白くないヤツだったんだ。母親からも一言多いと云われてた。そんな自分が嫌いだし、今でも誰かと会って話すと帰り道で落ち込んでしまう。がっかりさせてしまったと後悔する。もし作品が自分の理想だとしたら、私はあまり話さない人を描きたい。そうありたかったから。キャラクターについてを全く語らないのも同じ理由。みっともないって思ってしまう。みっともないって云うのは、父親が私によく云った言葉だ。父親のことも母親のことももう何も恨んでない。ただ云われたことを時々思い出す。うまくやれたら褒めてくれたのかなって。
夜が遅いから、誰もこの日記を読んでないから、自分の作品の話をさせて。レッド・ベルベットは次で12話目。もう1年も描いてる。奇跡だ。順調なら2巻は12月に出る。前回入れられなかった書き下ろし漫画がシナリオまでできてるから入れたいんだけど、ページに余裕がないそうだ。無念。でも描く。どうやって読んでもらうかは後で考える。本当はレッド・ベルベットのキャラクターの絵なんか描いてTwitterなんかに上げたいんだけど、気が引ける。どうしてなんだろう。今まで描いた漫画のキャラクターを漫画作品の中以外で描くことは決してしなかった。そう云うことはみっともないと思ってた。訊かれなければ語りもしなかった。でも、ほら、日記になら描いてもいいかな。誰も見てないし。きっと。今まで描いた漫画の中で好きだったキャラクターはアルヴァロって男の子だった。ベースボールキャップをかぶっていたと思う。漫画のタイトルも忘れたけど。あと、テディベアって漫画に出てた男。これは名前を忘れた。口のうまい嘘つきの泥棒。
話しすぎた。終わらなくちゃ。